社会人キャリアアップ連携協議会 講演会を開催いたしました:10月10日 益 一哉 氏
10月10日(木)、穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペースを会場に、オンライン参加を併用したハイブリッド方式で、社会人キャリアアップ連携協議会主催の人材育成講演会を開催いたしました。
会場では74名、オンラインから58名、合計132名の方にご参加をいただきました。
東京工業大学 前学長 益 一哉 氏(現職:産業技術総合研究所G-QuAT センター長)を講師にお招きし、「未来を先送りしない:「べき」ではなく「たい」の発想」と題してご講演いただきました。
・東工大の歴史を振り返りながら、東工大はなぜ挑戦するのか
・学長を務めた6年間で行った、様々な取り組みの中での益氏の思い
・何かを成し遂げるためには、「やりたい」という原点の思いが必要
この他、東京工業大学最後※の学長の集大成として多くのお話をいただきました。
※東京工業大学は、2024年10月から東京医科歯科大学との統合を経て「東京科学大学」(略称:Science Tokyo)として新たなスタートを切っております。
質疑応答では、組織において未来を先送りにしがちな一定層に対して、気づきを与えるようなヒントがあればお教えください、という質問に対し、
・できない理由を先に考えてしまうことをやめる。できる方法を考えてみよう、から始める。
・やりたいことは何度でも話す。何度同じことを言っただろうかと思っても、聞いている人にとっては初めてが多い。
とご回答をいただき、その他にも活発に質疑応答が行われました。
社会人キャリアアップ連携協議会では、今後も東三河地域の活性化と産業振興に向けた人材育成をテーマに、講演会・シンポジウムを開催していきます。どうぞご期待ください。